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V20戦の視聴件数は124万超
2018.5.9
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ミドル級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とWBC(世界ボクシング評議会)王座、IBF(国際ボクシング連盟)王座を持つゲンナディ・ゴロフキン(36=カザフスタン/米)の20度目の防衛戦は5月5日に米国内で予定されているが、相手が決まらないなか開催地がネバダ州ラスベガスからカリフォルニア州ロサンゼルスに変更される可能性も出てきた。
これはロサンゼルス・タイムズが報じているもので、変更になった場合の会場はスタブハブ・センターになるという。もともとゴロフキンは5月5日にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)と戦う予定だったが、アルバレスがドーピング違反を犯したため挑戦を辞退。ゴロフキン陣営は相手を変えて防衛戦を行うことになった。そのため2万2000人収容可能なT‐モバイル・アリーナからキャパシティが1万6000人のMGMグランドガーデン・アリーナに会場を変更。それでも相手が決まらないためロサンゼルスに場所を移動する案が浮上しているというのだ。
挑戦者候補の一番手はゲイリー・オサリバン(アイルランド)、二番手がセルゲイ・デレビャンチェンコ(露/ウクライナ/米)と伝えられる。一時はハイメ・ムンギア(メキシコ)が有力視されたが、ネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)が21歳のムンギアの経験不足などを理由に認可しない方針を打ち出した。こうしたなかで今回の開催地変更案が出ていることを考えると、ムンギアとの対戦が前提になっていると深読みすることもできる。はたして誰がどこでゴロフキンと戦うのか、残された時間が少ないだけに気になるところだ。
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