IBFウェルター級戦エニスvsチュクハジャン

　IBF世界ウェルター級王者ジャロン・エニス(27=米)とIBF同級1位の指名挑戦者カレン・チュクハジャン(28=ウクライナ)が米国時間の8日、前日計量に臨んだ。

　フィラデルフィアのウェルズファーゴ・センターで、2戦連続となる地元での防衛戦に臨むエニス。チュクハジャンとの再戦に注目が集まっている。

※IBF世界ウェルター級タイトルマッチ、エニスvsチュクハジャンは、日本時間10日(日) 午前9:00よりDAZNが生配信する。

　ウェルター級リミット66.6kgを、王者エニスは400gアンダーの66.2kgでクリア。挑戦者チュクハジャンは、100g少ない66.5kgで秤を降りた。

　昨年1月にIBF同級暫定王座決定戦で対戦した両選手、試合はエニスが3-0の判定勝利を収め、暫定ながら世界初載冠を果たした。今年9月に行われた入札では、エニスを擁するマッチルームが、チュクハジャンをプロモートするP2M-BOXプロモーションに敗れ、一時は興行開催自体が危ぶまれていた。当初、再戦に乗り気ではなかったエニスだったが、連続となる地元フィラデルフィアでの防衛戦のため合意となった。