![]() 海外情報 | ![]() 海外注目戦 | ![]() ランキング | ![]() TV・ネット欄 | ![]() 階級別特集 |
9月10日にカルロス・クアドラス(28=メキシコ)に判定勝ちを収めて4階級制覇を成し遂げたWBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)に対し、WBCが2代前の王者で現1位のシーサケット・ソー・ルンビサイ(29=タイ)との指名防衛戦を義務づけていることが分かった。
専門サイトboxingcscene.comが報じているもので、試合は9月10日から3ヵ月以内とされている。しかし、ゴンサレスのトレーナー・アルヌルフォ・オバンドー氏は「ゴンサレスは10月末か11月初めにジムワークを始める予定で、次戦は来年になる」と話しており、シーサケット戦が実現したとしても来春になるものと思われる。シーサケットは13年5月に佐藤洋太(協栄)を8回TKOで破って王座を獲得し、1度防衛後の14年5月にクアドラスに8回負傷判定負けを喫した。無冠になってからは挑戦者決定戦で4回TKO勝ちを収めたのをはじめ14連勝、13KO中だ。通算戦績は46戦41勝(38KO)4敗1分。
ゴンサレスにはクアドラスが再戦のオファーを出しており、また、WBO王者の井上尚弥(大橋)も来年末をめどに対戦を希望している。46戦全勝(38KO)の怪物王者ゴンサレスと、このクラスの動きに注目していきたい。