試合後談話
中谷潤人の課題はパワー不足
2022.11.1
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元IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者フランシスコ・ロドリゲス(24=メキシコ)は24日(日本時間25日)、メキシコのコアウィラ州サルティヨで元世界ランカーのパブロ・カリージョ(29=コロンビア)とWBC中南米フライ級シルバー王座決定戦で拳を交えた。現在、ロドリゲスはフライ級でWBC5位にランクされている。
ロドリゲスの圧勝だった。元2団体王者は初回から左アッパー、フックと左のコンビネーションでカリージョを圧倒。4回、ロドリゲスが右ストレートをきっかけにラッシュ。カリージョはクリンチで難を逃れようとしたが果たせず、ロドリゲスの連打にさらされた。ここでレフェリーが割って入った。15年7月にドニー・ニエテス(比)の持つWBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王座に挑んで12回判定負け、次戦でもモイセス・フエンテス(メキシコ)に惜敗したロドリゲスだが、これで8連勝(6KO)と勢いを取り戻している。32戦27勝(19KO)4敗1分。14年9月に来日して井岡一翔(井岡)に10回判定負けを喫しているカリージョは29戦22勝(14KO)6敗1分。
これとは別に24日、メキシコシティではアナベル・オルティス(メキシコ)対デボラ・レンヒフォ(ベネズエラ)のWBA(世界ボクシング協会)女子世界ミニマム級タイトルマッチが行われ、オルティスが10回判定勝ちを収めた。左ジャブを突くレンヒフォに対しオルティスは相手の打ち終わりに右ロングフックを再三ヒット。100対90、99対91、98対92の大差で勝利を得た。
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