SL級戦の両雄が会見

　WBO世界スーパーライト級暫定王者マイク・アルバラード(33=米)の初防衛戦が19日(日本時間20日)、米国コロラド州デンバーで行われる。試合を2日後に控えた17日、地元出身のアルバラードは挑戦者の同級1位ルスラン・プロボドニコフ(29=露/米)とともに会見に臨んだ。

　激闘型として知られる両者だけに、壮絶なパンチの交換がみられるのではないかと期待が寄せられている。アルバラードは「とても興奮しています。キャンプを経て戦う準備を十分にしてきました。勝つために最善を尽くします」と、やや抑え気味に話した。3月にティモシー・ブラッドリー(米)の持つWBOウェルター級王座に挑んだのに続く世界挑戦のプロボドニコフは「私が最高のトレーニングを積んだように、彼もそうであったことを望みます。そして戦う準備が万全であることをね」と、王者にエールを送った。 　戦績はアルバラードが35戦34勝(23KO)1敗。プロボドニコフは24戦22勝(15KO)2敗。オッズは10対9という僅差でアルバラード有利と出ているが、試合までに数字が逆転する可能性もある。